オタク社長
今回は道具の紹介と道具の改良についてご紹介します。
1.便利な道具紹介
2.ワックスペン改造
3.スパチュラ改造
1つ目は電動ルーターとなります。先は彫金用の3枚刃となります。
金属削る物はもっと刃があるのですが。目詰まりしにくいように使っているようです。
次は道具を紹介していきます。角台トースカンと言います。しっかりサイズを作らないといけないのと、絵のサイズと同じにしなければいけないんですね。
例えば足のサイズが1センチとすると角台トースカンを1センチに固定し、サイズに合わせて印がつけれます!!そして印より下で足を作ればサイズが合うんですね。(最初にイラストに合わせて印をつけます)そして身体の首の位置、そして身体の一番上の位置、要らない所は糸鋸で切っていきます。印があればそれ以上大きくなることはないんですね。凄く分かりやすいですね~
さらにサイズをきちんとだいしたい場合は天板を使います!(鉄製の分厚い天板)足の裏などを綺麗にしたい時(ヤスリがけ)は回しながらヤスっていくと平らになり綺麗になります。
元のベースがガタつくと中心が取れないので、中心線がめちゃくちゃになってしまうので、足元をしっかり平らにしてから作り始めます。
ヤスリは120番をメインで使い、曲面や丸みを作りたい時は布やすりを使います。
後はAベンジン(薬局で購入可能です!)と小さめのノギスを使います(サイズを測るもの)イラストに合わせて測っていきます。
小さめのノギスで測れない時にはコンパスディバイダーを使っていきます。
(絵のサイズを測って、そのまま押し当てます)
例えば目のサイズ(両目)の幅が合わせやすいみたいです。
あと。彫金用のスライディングゲージ(原型の厚みを測る為に使う物)
原型に合わせてゲージをあて数字は下側に出てきます。
他の道具では測れない所がはかれるんですね~。統一感もでますね!!目で確かめていたんですが・・
※目ほど不確かなものはない(笑)
イラストを忠実に測ること!!中心線を引き、厚みを測って目検ではない事を考えながらやっていくのが原型の良い所だそうです。
それでは道具を使いやすいように改造していきます!(ワックスペン編)
通常のワックスペンの先端は尖ってないが、長村さんのワックスペンは先端が尖っているものを使ってみえるんですね。
尖っていた方が細かい所まで盛れるみたいです。
ワックスペンの先端をヤスリで削っていきますが両面テープで固定すると削りやすいみたいです。
回しながら尖らせていき、1箇所だけ削らずに全体を削っていきます。
削っているうちにワックスの煤がついて黒くなります。
黒くなると熱の伝わりが弱くなるので真鍮を出すと熱伝導率が上がります!!(数ヶ月に1度でOK!!)
また道具を使いやすいように改造していきます(スパチュラ編)
通常のスパチュラと長村さんのスパチュラには違いがあります。
スパチュラが曲がっていると削りにくいので通常のスパチュラをハンマーで叩いて、スパチュラの曲線をなくしていきます。
右利きの人は右側、左利きの人は左側を削っていきます。
削った状態が綺麗なのがベスト!!削った後にガタつきがあれば、削りが足りない!!
削っていくにあたり手がブレないように均等に力を加えていきます。
削ると引っ掛かりが生まれます。刃が欲しいんですね!!
そして削った箇所がまっすぐになるように削っていきます。
ひたすら削っていきます!!(均等が難しいみたいです)
ワックスを削る時に音がザクザクとすれば綺麗に削れています。
削りにくくなった場合はまたヤスリで削っていきます。
今回はここまでとなります。次回はSDWAXの削り方、盛り方をお伝えしていきます。
今後の流れ