前回までは網目、甲羅模様を作り、原型まで完成させる所までお伝え致しました。
今回は型取りの方法、型取り準備開始、シリコンを流す所までお伝えします。

まず、シリコン取りの方法をお伝えしていこうと思います。
型を取る方法は粘土造形の際にやった方法（ブロックで型を取る）がありますが、いち早く出来る最善の方法を考えるそうです。

今回は、メクラ切と言って切ったプラ板を重ねて埋めて行く方法で型取りをします。
そのままシリコンを流していきます。

シリコンにどうしてマジックで線を引くのか・・・シリコンはマジックの線が写るので、シリコンを切る場所の目印になります。

次にシリコンの切り方についてお伝えしていこうと思います。
真っ直ぐ切ると合いが悪くなるので、波を打たせて切っていくと噛み合わせがよくなるそうです。

何度もWAXを流して型取りしても大丈夫なんだそうです。

そして、もう1つの型をとる方法は紙コップで型を取ることでもっと楽に型が取れるそうです。

それでは紙コップで型を取る方法をお伝えしていこうと思います。
まず、紙コップの中心に原型を貼り付けていきます。

この時にマジックで線を書くことを忘れないように。

原型を上から見てど真ん中に置くこと！！

シリコンが薄いとWAXが漏れてしまいます。

1センチ程度は厚みを作ること！！

原型に合った紙コップを使用すること！！

型を作る手間がなくなるので、固まったら紙コップを破って捨てればいいだけだそうです。

次に増量材のお話をしていこうと思います。
いらなくなったシリコンは使いようがないのでシリコン型をカットして一緒に入れていきます。

四角に見えるものが増量材です。

違うシリコンを入れているんですね。

SDWAX#21 紙コップでの型取り！増量材を入れるワンアイデアも！型取りして量産の準備。SOLID DESIGN®︎

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紙コップで型取りして量産の準備をします。