SDWAXは、プロの原型師が開発したワックス系の原型素材です。人気の高い素材ですが、購入するならメリットやデメリットを理解しておきたいですよね。

そこで、この記事ではSDWAXについて以下を解説します。

記事後半ではSDWAXの人気商品についても解説しますので、ぜひ最後までごらんください。

SDWAXには、以下の特徴があります。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひお役立てください。

SDWAXは切削性に優れています。力を必要とせず、従来のハードワックスよりサクサク削れるのが特徴です。

ワックスペンとも相性が良いため、削るだけでなく、溶かして盛り付ける加工もスムーズに進められます。

こちらの動画でSDWAXを削る様子を公開しています。よろしければお役立てください。

SDWAXは、作成したいイメージのイラストを素材に模写できます。具体的な行程は、SDWAXの上からイラストを重ねて道具でなぞるだけ。切削性が高いため、イラストの上からSDWAXが削れるのです。

SDWAXは、製作中の修正がとても簡単です。SDWAXは数種類の蝋を配合してできているため、熱すると溶けて常温に戻すと固まります。

例えば削りすぎてしまった場合、熱したワックスを盛り足せば、削る行程をやり直せます。壊れたり折れたりした場合にも、熱したワックスで簡単にくっつけられるのです。

SDWAXは、思いのままに原型が作れます。頭の中で思ったことを実際に試してみて、気に入らなければやり直すといった作業を繰り返せるのです。

こちらの動画で削りすぎたSDWAXを修復する様子を公開しています。よろしければお役立てください。

SDWAXは、従来の原型素材に比べて製作に時間がかかりません。

例えば粘土系素材の場合、素材を乾燥させて固める時間が必要でした。しかしながらSDWAXは、ワックスを溶かしても息を吹きかければすぐに固まります。

さらに、SDWAXはヤスリがけの時間も大幅に短縮。簡単なヤスリがけをしてベンジンで磨くだけで、つるつるの表面に仕上がります。また、仕上げ後の表面がなめらかなので、シリコン型も美しく作れます。

こちらの動画でヤスリがけの様子を公開しています。よろしければお役立てください。

SDWAXは、少ない材料で製作可能です。販売しているキットのなかには、道具込みで販売されているものもあり、手軽に始められるのも特徴でしょう。

こちらの動画でSDWAXに必要な材料や道具を公開しています。よろしければお役立てください。

SDWAXをすぐに始められるスターターキットは、T-BASEで購入できます。

ここからは、SDWAXを使用した方の口コミを紹介します。

ソフビ用ワックスを探している人にかなりおすすめ！とても使いやすい。

SDWAXは使いやすく、定評があるとわかります。

なかには、コツが掴みにくいという口コミもありました。しかしながらSDWAXは何度でも修正ができるので、失敗してもやり直せます。

繰り返し練習して、慣れていくことが必要でしょう。

SDWAXの3つのメリットとデメリット

ここからは、SDWAXのメリットとデメリットを解説します。

SDWAXのメリットは、以下です。

SDWAXは、従来の原型素材より短い時間で製作可能です。

特に仕上げ製作は時短されており、紙ヤスリでの最終仕上げはほとんどありません。ヤスリをかけてベンジンで磨くだけで、簡単に美しく仕上がります。

時短された分の時間は、納得いくまで原型製作に時間をかけられるメリットがあるのです。

SDWAXは、作りながら調整が可能です。

SOLID DESIGN/ソリッドデザイン SDWAX/SDワックス スターターキット プロ/ビギナー

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ワックスは粘土原型と作り方が違うのでSDWAXを触ってみましょう。

鉛筆を削ったことがない初心者の方はテーピングをまきましょう！

まずは左手の人差し指に巻いていきます。

次に右手の親指に巻いていきます。（左利きの場合は巻く指は反対になります）

左利きの場合は右手の人差し指と右手の親指に巻いていきます。

次にSDWAXの削り方、カッターの使い方についてお伝えしていこうと思います。
まずはカッターの使い方についてです。
カッターを使う時は親指を使って押していき、右手は角度調整に使っていきます。

深く刃を入れて引掛った場合は少し浅めに角度を変えてあげて下さい。引掛ったら、浅く削る事！

オタク社長が長村さんに初ワックス削りの感想を聞かれると、その答えは・・
「なんか凄い削りやすいですね！」との返答！！

勢いよくカッターを削ると怪我をするので、あくまでも親指だけで押して下さいね。

次に引きについてのやりかたのお話をしていきます。

ワックスの角に親指を当てて手前に引いてくる感じ。りんごの皮を剥くイメージですね！！

そして、押して引いてを交互にやっていきます。

やりにくい箇所などは押したり引いたりをしていき色んな角度で削っていきます。（場所によって削り方を変えます）

引く時に深く入ってしまうのは、刃を立てすぎているためだそうです。

角に親指があるので、そこでカッターは止まります！

刃が親指にあたるので、怪我には注意をして下さい！
なぜテーピングをしているか、分かりますね。
そして、人差し指は下げること！！

※カッターは押すと引くが基本！！

次にSDWAXの削り方のデザインナイフの使い方についてお話をしていこうと思います。
ペンの持ち方でそのまま親指で押していきます。

今回は、削り方やワックスペンを使ったSDWAXの盛り方について見ていきます。

2年前

SDWAXの特徴って？メリット・デメリットについても解説

Toysking.news
2022/8/8 1:48 公開

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