WordPressにおいてファイルをインポートする方法はいくつかありますが、代表的なinclude_once(dirname(__FILE__).'/inc/hogehoge.php')よりもinclude(STYLESHEETPATH .'/inc/hogehoge.php')を使うべき理由はいくつかあります。

テーマのディレクトリ構造に依存しない

dirname(__FILE__)は、現在実行中のファイルのディレクトリパスを取得します。これは、テーマファイルだけでなく、プラグインファイルなどでも使用できます。しかし、テーマのディレクトリ構造を変更した場合、dirname(__FILE__)で取得されるパスも変わってしまうため、コードを修正する必要があります。

一方、STYLESHEETPATHは、常に現在のテーマのルートディレクトリへのパスを返します。そのため、テーマのディレクトリ構造を変更しても、コードを修正する必要はありません。

パスのハードコーディングを避ける:

dirname(__FILE__) を使用すると、ファイルの場所がハードコーディングされます。これは、テーマの構造が変更された場合や、他の環境にテーマを移行した場合に問題を引き起こす可能性があります。一方で、STYLESHEETPATH を使用することで、WordPress が動的にパスを解決するため、このような問題を避けることができます。

STYLESHEETPATH を使用することで、コードの保守性が向上し、他の開発者がコードを読んだときの理解が容易になります。WordPress の標準関数を使用することで、コードが WordPress のベストプラクティスに準拠していることが他の開発者にとって明確になります。

WordPressにおいてファイルをインポートする際は、include_once(dirname(__FILE__).'/inc/hogehoge.php')よりもinclude(STYLESHEETPATH .'/inc/hogehoge.php')を使う方が、テーマのディレクトリ構造に依存しない、テンプレートファイルからの相対パス指定が可能、マルチサイト環境での互換性がある、コードの読みやすいなどの理由からおすすめです。

1年前

ワードプレスでファイルをインポート

Toysking.news
2024/1/28 1:27 公開

関連カテゴリ一覧

1年前

ワードプレスでファイルをインポート

Toysking.news2024/1/28 1:27 公開

関連カテゴリ一覧

Toysking.news
2024/1/28 1:27 公開