今回の偽物は、ベルルッティ（Berluti）の長財布です！

上質な革製品が魅力の高級ブランドのベルルッティ。

ブランドの代名詞でもある高品質な“ベネツィア・レザー”ですね。

ベルルッティの創業は1895年にイタリアでアレッサンドロ・ベルルッティがパリで靴作りの仕事を始めたのが始まりです。

イタリアのパリの作品って感じがしますね。

当時はオーダーメイド専門で、その丁寧な靴づくりはまたたく間に話題となって、富裕層から一気に支持されるようになります。

その流れで、王室や芸術家などから指名されるようになり、そこから一気にヨーロッパ全域に広がっていき、ハイブランドの地位を確立していきます。

ベルルッティの魅力は大きく２つあり、

４代目となるオルガが『 パティーヌ 』という技法を生み出しました。

これはベルルッティの新たな歴史の始まりです。

その技法は何層にも色を塗り重ねることで深い色合いが生まれ、さらにそれを磨くことで下の層から想定外の色彩が浮き出してくるのということです。

２つ目はなんといっても『 カリグラフィ 』ですね。

これはベルルッティでは欠かせません。

レザーをわずかに焼いてから文字を刻むもので、偶然性が生む美学「 世界に同じものはひとつとない 」という希少性が爆発的な人気を生んでいます。

『 世界に一つの芸術品 』の通りに、色合い、カリグラフィ、使用していく中で生まれるレザー独特の質感と温かみ。

これらを掛け合わせると同じアイテムでも全然違った顔になります。

ターゲット層としては、40代以上のアッパークラスで、男女問わず、セレブのブランドですね。

その中で偽物は着々と出てきています。

今回はそんなベルルッティの偽物と本物を見比べていきたいと思います。

正規品と偽物の見分け方のポイントを４つお伝えしていきたいと思います。

本物は、写真からでもレザーの質感が伝わってきますね。

偽物は、文字の大きさなど、雑さが伝わってきます。

次は、同じ模様の部分をアップで比較していきます。

多少の使用感はありますが、本物は繊細でキレイです。

偽物は、太くてはっきりしている感じです。

刻印を比較していきましょう。

本物は、均等に彫られており、一つ一つの文字がはっきりしています。

偽物は、刻印の文字の深さにバラつきが見られます。

小銭入れ部分のファスナーのレザーの厚みを比較していきましょう。

見た通り、厚みが全く異なっています。

実際に触った感じも、偽物はペラペラな感じです。

最高級レザーブランド【ベルルッティ】長財布の偽物と本物比較！真偽の判断基準として見るべき４つのポイント！